英検は4つの技能を的確に測定するために、初歩段階の5級から幅広い分野で通用する1級までの7つの級に分かれています。
全ての級に共通するのは、「読む」、「書く」力を測定する筆記試験と、「聞く」力を測定するリスニングテストです。
3級以上では、1次試験合格者を対象に2次試験が行われ、面接形式によるスピーキングテストで、直接「話す」力を測定します。
| レベル | 内容 |
|---|---|
| 1級 大学上級程度 | 広く社会生活で求められる英語を十分に理解し、また使用することができる。 |
| 準1級 大学中級程度 | 日常生活や社会生活で求められる英語を理解し、また使用することができる。 |
| 2級 高校卒業程度 | 日常生活や職場に必要な英語を理解し、また使用することができる。 |
| 準2級 高校中級程度 | 日常生活に必要な平易な英語を理解し、また使用することができる。 |
| 3級 中学卒業程度 | 身近な英語を理解し、また使用することができる。 |
| 4級 中学中級程度 | 簡単な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる。 |
| 5級 中学初級程度 | 初歩的な英語を理解することができ、またそれを使って表現することができる。 |
一定級の英検資格取得者は学校、企業、社会など様々な場面で優遇措置が受けられます
| 対象/時間 | 内容 |
|---|---|
| 中学から高校 | 延べ899校が英検取得者を優遇しています。 |
| 高校入学後 | 英語科目の単位として認定されています。 |
| 大学・短大受験 | 入試で優遇。センター試験対策にも役に立ちます。 |
| 大学・短大入学後 | 大学・短大でも英語科目の単位として認定されます。 |
| 就職、転職 | 就職や転職の際に英語力を示す資格として評価され、また人事処遇にも活用されます。 |
| その他 | 教員採用試験や通訳ガイド試験にも役立ちます。 |